2種類のオーディオブックを2ヶ月間使ってみた

紙の本 vs オーディオブック

僕はモノに対しては思い入れの強い方で、所有しているだけで満足したり、それを眺めている時間が結構好きだったりします。

つい先日つけた洗面所のカーテンはずっと眺めてられますし、ニューバランスの靴、黒い服、なるべく存在感を消したシンプルなタオルも気に入ったものは所有しているだけで満足感が得られます。

そんな中でも、本は特別です。

本という物質を保有していること自体に満足感を覚えているのです。

これは小学校の時に食べられなかった梅干しが今では大好物のように、また最初は苦手意識を持っていた異性を好きになってしまうように、本を読むことがめんどくさくて仕方なかった幼い頃の反動で、その面白さに気づいてから「嫌い」が「好き」に変化したからだと考えています。

本の価値とは

さて、本の価値とはざっくり下記に分けられるのではないでしょうか?

・無形の価値

 ①学びの価値:本の内容を自分の知識に置き換えるという価値 

 ②遊びの価値:本の内容を楽しんでいる時間自体の価値

・有形の価値

 ③記録の価値:自分のメモを残したりできる価値

 ④所有の価値:モノとして希少性や表紙のカッコ良さ(見栄え)の価値

 

これを、各種ツールに置き換えてみます(あくまで僕の現時点の主観です)。

 

◆紙の本    :①②③④

◆デジタルの本 :①②③

◆オーディオの本:①②

 

こう見ると、紙の本がやっぱり良い気がします(もちろん逆に持ち歩きに不便とか、購入が遅いとか、検索機能がないとかデメリットもたくさんある前提で)が、オーディオでも満足できる本やテーマもあるのでは?という思いから、2か月ほど真面目に使ってみましたので、その感想を記録しておきます。

 

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オーディオブックを使ってみた

僕が使ってみたのは下記2つです

1)Audible(オーディブル)

www.amazon.co.jp

2)オーディオブック

pages.audiobook.jp

ビジネス書に限定して言えば、ぱっと見で本のラインナップが異なると感じたためまずは両方とも使ってみました。今のところどっちがというのはあまりなく、読みたい本がある限りは使っていこうと思ってます。

どちらか?となると、課金システムは前者が従量課金(コイン制)、後者が固定課金(定額制)なんでそのあたりとラインナップが判断軸になると思います。

どのように使うのが良いか?

紙の本との位置づけで言えば、「用途に合わせて使い分けできそう」ということです(普通)。

じっくり読み込んだり、がっつり学びを得ようとする場合は、やっぱり紙がいいと思います。

以前にも書きましたが、自分の意見や感想をぶつけながら読み進めるためには紙が効率的だと思うからです。後述しますが、オーディオはメモ機能が弱い(わずらわしい)、知識をストックとして残すことに向いていないというのが今のところの機能を使ってみての感想です。

※知識のストックに関しては、下記で取りまとめています↓

www.dokuryou.com

 用途1:ゆとりのない通勤中

僕は残念ながら毎日満員電車にゆられて通勤しているため、この時間の有効活用方法について色々試しておりました。

結果的に今一番良さそうなのが、「インプット」と「思考」の時間に当てるということです。

そのインプットは、インターネットラジオサービスの『radiko』なども「インプット情報を偏らせない」という意図では良いと思いますが、オーディオブックはそれを凌いでよいと感じています。

 

用途2:ゆったりとした風呂

冬場なので言えることかもしれないですが、この時期の風呂は最高です。日本人で良かったと1風呂で4回は思います。

この時間も、知的インプットの時間にはあっていますね。仕事の課題に向き合っているテーマというよりは、もう少し広いテーマ、たとえば歴史や人類学、映画やエンターテインメントに関わる本などのテーマの方が、リラックスしたい風呂の時間と相性が良さそうな気がします。

 

用途3:イヤイヤやるランニング

冬場なのでこの時期のランニングは家を出る一歩目が億劫でたまりません。しかし、ランニングで健康を維持できる、という利点に、知識をインプットしながら、という利点が加わり一石二鳥になると、他の行動をとる状態と比べて「ちょっと行ってくるか」と自分をマネジメントしやすくなりました。

※ちなみにそんな時はワイヤレスイヤホンが絶対いいですね。ランニング時はもはや必須だと思います。コードありだと煩わしくてかないません。

 

以上の3用途でインプットをする限り、オーディオという手段が最も有用になります。基本的に「ながら聞き」ですね。他の作業をしてるけど耳が余っている作業をしている時に、インプットができるというのは本当にありがたいです。

 

どんな本がいいか?

再読する予定の本

僕は「過去すでにインプットした本の中で、再読の価値がある本」にフラグを立てて管理しています。本棚にはそれ用の一角がありますし、evernoteには星が3つ(★★★)のフラグをつけています。

その本がオーディオブックにあったら大当たりです。繰り返し聞くことで血肉となり、よりアウトプットに役立ちますよね。

あんまり興味のないテーマ

興味のない本は、紙の本をなかなか買わないですし、じっくり机で向き合うための時間の優先順位と下がります。そのようなテーマでも、オーディオブックなら気軽ですし、思いの外面白くて世界が広がるかもしれません。

僕は、あんまり興味のない経営者の本を一冊聞いてみて、その経営者の他の本も買うくらい好きになったという経験もしました。

紙の本では優先順位が下がるくらいの位置付けにある本を選定するのも一つの手だと思います。

またその場合は、コイン購入制のAudible(オーディブル)よりも定額読み放題サービスのあるオーディオブックの方が向いているかもしれません(2019年1月時点)。

 

要は、めっちゃ好きだってわかっている本と、食わず嫌いしている本の両極端に向いてそうという意見になります。

 

TIPS

使ってみて気づいた雑多なことを書いておきます。

音読のスピード調整がその時のコンディションによる

これは脳みその出来や疲れに依存しているかもしれないのですが、機能聞いていた速度で今日の朝聞くと速すぎて理解が追いつかないという時がたまにあります(逆もしかり)。

僕の場合は、ランニングしている時はめっちゃ早くて、逆に寝起きの朝は遅めにして聞いています。それでも最低1.4倍とかでは聞けると思うので、基本的には早く聞いた方がいいです。風呂に入っている時はゆったりした気分にするためにも、遅めの方がいいですね。

メモ機能が便利

Audible(オーディブル)の場合は、気になった箇所にブックマークをつけられると同時に、自分でメモの入力ができます。この機能がすごく良いです。メモをとる時は一時停止となるので、一言一句の「写し書き」は難しいですが、要点はなんだっけな?と振り返りながらメモがとれます。ちゃんと理解しながら聞き進める上でも、紙の本で落書きしたり線を引いたりするのと同様に、この機能を使った方が良さそうです。

更に、そのメモは一覧で表示可能なので、スマホでそのメモ一覧のキャプチャをとってevernoteに貼り付ければ、自分用のその本のサマリが完成します。

ただ結構めんどくさいです。先ほど紹介した用途で使う限り、基本的には満員電車ではスマホいじりにくいですし、風呂ではそもそもいじりません。走りながら入力できるほど達人ではないので歩きにチェンジしなければなりません。

が、本の要点の振り返りとかは紙の本だと絶対するので、個人的には学びや気付きを得た場合は使った方がいい機能かなと思います。

 

最後に

ということで、引き続き用途に応じてオーディオブックを利用していきたいと思ってます。素敵な用途や、おすすめの書籍があれば教えていただけると嬉しいです。

 

最後まで読了いただきまして、ありがとうございました!